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沖縄県産本6月ベスト

 7月になった。早くも夏ばて。
 ジュンク堂書店那覇店の6月の沖縄県産本の売上ベストを紹介します。
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1.沖縄苗字のヒミツ(武智方寛、ボーダーインク)
2.やんばる樹木観察図鑑(與那原正勝、沖縄教販)
3.蔡温の言葉(佐藤亮、ボーダーインク)
4.沖縄人世界一周! 絆をつなぐ旅!!(長濱良起、編集工房東洋企画)
5.薩摩侵攻400年 未来への羅針盤(琉球新報社・南海日日新聞社編著、琉球新報社)
6.ウーウートイレ(アンクル・カヤ、ボーダーインク)
7.のりひで 沖縄戦・小さな命の物語(あけびの会、なんよう文庫)
8.よくわかる御願ハンドブック 増補改訂版(「よくわかる御願ハンドブック」編集部、ボーダーインク)
9.琉球・沖縄史 ジュニア版(新城俊昭、編集工房東洋企画)
10.訳注中山世鑑(首里王府編著、諸見友重訳注、榕樹書林)
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 今月は半分以上が新顔で、眺めているとウキウキする。

 『やんばる樹木観察図鑑』は、前に「品切れになった」と書いたのだが、6月初めに重版された。今までなかったISBNとバーコードもついて、探しやすくなった。
 『のりひで』も、重版されてISBNとバーコードがついた。沖縄戦の語り部である安里要江さんの体験をもとに描かれた絵本である。6月11日には那覇店で安里さんの講演会を開催させていただいた。ご本人の著書に『沖縄戦・ある母の記録』(高文研)がある。

 県産本を除くと、『本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること』(書籍情報社)がダントツの1位である。那覇店全体の週間ランキングでも、何度か1位になった。
 東京にある書籍情報社の代表でこの本の著者でもある矢部宏治さんが、発売前から何度も沖縄に通い、執筆から販売まで全力を尽くした結果であると思う。どうすればひとりでも多くの人のもとに届くかを販路から考え、パネル展やトーク&サイン会にも協力してくれ、イベント前には自らお客さまに声をかけていた。
 本土では「地方小出版流通センター」扱いだが、沖縄では琉球プロジェクトという取次を通している。先月、1階にある「沖縄県産本コーナー」を「県産本ネットワーク」の皆さんと一緒に入れ替えていたら、琉球プロジェクトの仲村渠さんがこの本も持ってきていて、少なからず驚いた。自分のところで扱う本は「県産本」と認知していらっしゃるのか、内容に共感されたのか、それはわからない。ただ、出版社や著者の出身や住所が沖縄でなくても「県産本」だと考えてもいいし、周りも特に何もいわないということが、ちょっと楽しかった。

Posted by uchinan : 21:50 | Page Top ▲